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【ユーロバスケット2025速報】快進撃止まらず! フィンランドが準々決勝を突破し史上初の4強入り

坂田彩音 Ayane Sakata

【ユーロバスケット2025速報】快進撃止まらず! フィンランドが準々決勝を突破し史上初の4強入り image

8月27日から9月14日まで開催される男子バスケットボールのヨーロッパ地域の国別対抗戦「FIBAユーロバスケット2025」は、9月10日に準々決勝が行われ、ラウリ・マルカネン擁するフィンランドが93-79でジョージアを破り、準決勝進出を決めた。

フィンランドは3ポイントを17本沈めるなどオフェンスが爆発し、NBAのユタ・ジャズに所属するマルカネンが17得点、6リバウンド、4ブロックとエースに相応しい活躍を見せた。

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■フィンランドの大黒柱マルカネンは17得点を記録

試合開始直後は両チーム譲らぬ激しい攻防が展開されたが、第1クォーター終盤にフィンランドが一気にギアを上げて13点のリードを奪取。第2クォーターには一時20点差までに広がった。

後半勢いを取り戻したジョージアに連続得点で差を詰められる場面も見られたものの、フィンランドは要所でスリーポイントを沈め、反撃を許さず。前半だけで10本の3ポイントを成功させ、試合全体で53%(17/32)という高確率を記録し、最後まで主導権を握り続けた。

マルカネンが17得点、6リバウンド、4ブロックで攻守に存在感を示す一方、ミカエル・ヤントゥネンもチームトップの19得点を挙げてオフェンスを牽引した。また、18歳の新星Miikka Muurinenも強烈なダンクを決めるハイライトプレイを残すなど、選手の得点が分散し、チーム一丸となって勝利を掴んだ。

フィンランドはユーロバスケットで同国史上初のベスト4進出。前回大会(2022年)では一躍エースに成長したマルカネンを中心に準々決勝でスペインを苦しめる健闘を見せたが、今回はそのマルカネンに加え、他の選手たちも力をつけた状態で帰ってきた。

次戦はドイツとスロベニアの勝者と準決勝で激突する。勢いに乗るフィンランドがさらに上を目指すのか、歴史的挑戦は続く。

■最終スコア・スタッツリーダー

最終スコア

  • フィンランド 93-79 ジョージア

フィンランド

  • ラウリ・マルカネン(NBAユタ・ジャズ):17得点、6リバウンド、2アシスト、4ブロック
  • Mikael Jantunen:19得点、5リバウンド、2アシスト
  • Edon Maxhuni:15得点、4アシスト
  • Sasu Salin:14得点、7リバウンド
  • Miikka Muurinen:7得点、2リバウンド

ジョージア

  • サンドロ・マムケラシュビリ(NBAトロント・ラプターズ):22得点、4リバウンド、4アシスト
  • ゴガ・ビタゼ(NBAオーランド・マジック):15得点、6リバウンド、3アシスト
  • Duda Sanadze:19得点、5リバウンド
  • Tornike Shengelia:18得点、4リバウンド、5アシスト

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坂田彩音 Ayane Sakata

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。千葉県生まれの大学院生。バスケ部に所属していた中学生時代、テレビでNBAを見始めたことをきっかけにスポーツ観戦の魅力に引き込まれる。好きな選手はショーン・リビングストン。生涯にわたってスポーツに携わっていくことが目標。