12月28日(日)、SoftBank ウインターカップ2025(令和7年度第78回高校バスケットボール選手権)の男子準決勝が東京体育館(東京都渋谷区)で行われ、東山(京都)が72-58のスコアで5度の優勝経験を誇る福岡第一(福岡)を破り、準優勝した2020年以来5年ぶりの決勝進出を決めた。
試合開始から東山が連続6得点と先制パンチを浴びせる。ウェトゥ ブワシャ エノックと佐藤凪が攻撃を牽引し、最初の10分間で20-9と二桁リードを確保した。
だが、第2クォーターに入って福岡第一も反撃。3年生の長岡大杜が前半だけで3ポイント6本中4本を沈めて18得点、前半終了間際にはブザービーターも決めて、35-36と1点差に迫ってハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは再び東山がペースを掴み、6点リード(52-46)。前半11得点の佐藤凪は第3Qにも7点を追加した。
東山の背中を追う福岡第一は第4クォーター、最初の攻撃でこの試合絶好調の長岡が3Pを決めると、もう1本3Pをねじ込む。さらに宮本聡のドライビングレイアップで1点差に迫ると、双子の弟・宮本耀が3Pを決めて残り6分半でついに57-57の同点に追いつく。
しかし、苦しい状況のなか東山はカンダ マビカ サロモン、鈴木勇功、佐藤凪らが連続8得点を奪って再びリードを拡大。福岡第一は残り2分53秒で後半3回目のタイムアウトを使い切って勝負に出たが、東山は残りを2分を切って、佐藤凪から1年生の弟・佐藤久遠へのバックドアカットからのアシストが決まる。残り46.8秒、東山が72-58と14点リードとしたところで福岡第一は主力を下げて兜を脱いだ。
同日行われた準決勝第1試合でインターハイ王者・鳥取城北(鳥取)を破った福岡大学付属大濠(福岡)との決勝戦は、29日(月)に同会場で行われる。
【動画】福岡第一vs東山ハイライト
✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください
ウインターカップ2025関連記事
- 【高校バスケ】ウインターカップ2025全試合日程・結果速報一覧
- 【高校バスケ】ウインターカップ2025出場校一覧
- 【高校バスケ】2025年のウインターカップはいつ? 大会日程・開催概要まとめ
- ウインターカップ2025のライブ中継(放送・配信)・視聴方法まとめ
- ウインターカップ2025は無料で見られる?
- 【高校バスケ】ウインターカップ2025のテレビ地上波放送はある? 無料で見るには
- 歴代優勝校・ベスト5一覧
- ウインターカップとは?
- 【インターハイ2025】男子バスケの全試合日程・結果速報・組み合わせ一覧|令和7年度高校総体
- 【インターハイ2025】女子バスケの全試合日程・結果速報・組み合わせ一覧|令和7年度高校総体
