12月25日(木)、ウインターカップ2025(令和7年度第78回高校バスケットボール選手権)の2回戦が東京体育館(東京都渋谷区)で行われ、土浦日本大学(茨城)が藤枝明誠(静岡県)を86-73で破り、ベスト16入りを果たした。
23日(火)の1回戦で県立宇部工業(山口)を80-72で破った土浦日大は、これでベスト4に進んだ2023年大会以来2年ぶりの3回戦進出。1回戦で県立米子東(鳥取)を破った藤枝明誠は、夏のインターハイに続いて2回戦敗退となった。
試合序盤から2年生センターの#23 飯田渚颯と3年生ガードの#12 渡部駆流を軸に主導権を握った土浦日大は、前半を44-36と8点リードで折り返す。
第3クォーターには藤枝明誠の身長200cmのセンター #44 アメー エマニュエル・チネメルンや#31 金子來樹、#35 柴田陽らのショットを止められず、一時逆転を許したものの、第4クォーターに堅守で再び流れを取り戻した。
最終クォーターにキャプテンの#4 夏目悠良の2本の3ポイントショットなどで同点に追いつくと、残り5分には1年生ガードの#11 青井遙臣のジャンパーで再逆転に成功。最後の5分間をわずか1失点に抑え込み、苦しい戦いを勝ちきった。
関連記事:「あいつが一番ウチっぽい」 土浦日大の2年生センターが流血をものともせず藤枝明誠撃破の原動力に
土浦日大は飯田が23得点、8リバウンドと奮闘したほか、渡部が3P3本を沈めて18得点、相手ペースの苦しい時間帯にオフェンスを牽引した1年生の#10 大野蓮が14得点、8リバウンド、4アシスト、3スティール、青井が12得点、10リバウンド、5アシスト、2スティール、夏目が9得点、6アシストをマークした。
藤枝明誠は、エマニュエル・チネメルンがチーム最多の22得点、10リバウンドのダブルダブルを記録したほか、金子が12得点、柴田が11得点、#19 野津洸創が11得点、7リバウンド、3アシスト、2スティールを記録した。
土浦日大の3回戦の相手は、隣のコートで激戦の末に78-76で北陸(福井)を破った京都精華学園(京都)。26日(金)に同じく東京体育館で行われる。
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