12月23日(火)、ウインターカップ2025(令和7年度第78回高校バスケットボール選手権)の1回戦が京王アリーナTOKYO(東京都調布市)で行われ、土浦日本大学(茨城)が県立宇部工業(山口)を80-72で下した。
序盤こそ宇部工が流れを掴むも、試合が進むにつれて高さで勝る土浦日大が地力を見せつける。
徐々に主導権を奪い返した北関東の古豪は、前半を43-33と10点リードで折り返し、第3クォーターには堅守で相手を9得点に抑え込んでリードを17に拡大し、初戦を制した。
土浦日大は、春に負った左膝の大怪我から10月に復帰した#12 渡部駆流 がベンチから18分の出場と控えめなプレイタイムながら要所で3ポイントショットを沈めるなど17得点(3P 4/11)、キャプテンの#4 夏目悠良(11得点・11リバウンド)と身長196cmのビッグマン#23 飯田渚颯(10得点・11リバウンド)がダブルダブル、1年生の#10 大野蓮も11得点と4人が二桁得点をマークした。
敗れた宇部工は、#7 冨金原仁が試合最多の18得点に加えて6リバウンドと気を吐いたほか、#4 木村駿佑と#5 工藤慎一郎が12得点、ベンチ出場の#12 渡邊朝陽が11得点を記録。苦しい状況だった第4Q、残り4分を切ったところで64-73と9点差まで追い上げるなど、最後まで意地を見せた。

Takuma Oikawa
【写真】ゲームハイの18得点をマークした宇部工・冨金原仁
昨年1回戦負けを喫し、今季はインターハイ出場も逃した土浦日大は、続く25日(木)に2回戦で昨年ベスト8の藤枝明誠(静岡)と対戦する(会場は東京体育館)。藤枝明誠は23日、同会場・同時刻開始の1回戦で県立米子東(鳥取)に131-36と大勝。土浦日大とは2年前のベスト4同士という、注目カードが早くも実現する。
✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください
ウインターカップ2025関連記事
- 【高校バスケ】ウインターカップ2025全試合日程・結果速報一覧
- 【高校バスケ】ウインターカップ2025出場校一覧
- 【高校バスケ】2025年のウインターカップはいつ? 大会日程・開催概要まとめ
- ウインターカップ2025のライブ中継(放送・配信)・視聴方法まとめ
- ウインターカップ2025は無料で見られる?
- 【高校バスケ】ウインターカップ2025のテレビ地上波放送はある? 無料で見るには
- 歴代優勝校・ベスト5一覧
- ウインターカップとは?
