本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

村上宗隆は4番起用となるか? ホワイトソックス予想オーダー|MLB 2026

玉川昇 Noboru Tamagawa

村上宗隆は4番起用となるか? ホワイトソックス予想オーダー|MLB 2026 image

Jiji Press

村上宗隆が、シカゴ・ホワイトソックスのユニフォームに袖を通す。チーム再建の象徴として迎えられた日本屈指のスラッガーは、いきなり中軸を任されるのか、それとも環境適応を優先するのか。

ホワイトソックスの現有戦力から、村上を組み込んだ予想オーダーをシミュレーションする。

■ホワイトソックス予想オーダー(2025年12月22日現在)

打順守備選手名
1チェイス・マイドロス
2コルソン・モンゴメリー
3ルイス・ロバートJr.
4村上宗隆
5ミゲル・バルガス
6アンドリュー・ベニンテンディ
7カイル・ティール
8エドガー・ケロ
9ブルックス・ボールドウィン

村上は4番で起用されると予想する。MLB(特に動く速い球)への適応を優先させるならば、6番や7番でのスタートも考えられる選択肢だ。しかし、2025年シーズンにリーグワースト2位の165本塁打と長打力不足に泣いたチーム事情を鑑みれば、序盤戦はあえてリスクを負ってでも彼を打線の中心に据え、得点源としての役割を託す可能性が高い。

守備位置は、日本では三塁がメインだったが、ホワイトソックスでは一塁のレギュラーが基本線となる。三塁には2024年途中にドジャースから加入したバルガスが定着しそうだ。

上位打線の構成も強力だ。1番のマイドロスは二遊間を守れる出塁能力の高い若手。2番モンゴメリーはデビューイヤーだった今季、わずか71試合で21本塁打を放つ衝撃的な活躍を見せた。続く3番ロバートJr.も、2023年に38本塁打を放ち大谷翔平とキングを争った実績を持つ。この強力な2人の後ろでどっしりと構え、走者を返すことが村上の役割となる。

その村上をプロテクトする5番にはバルガスが入る。2025年に初めて規定打席到達と2桁本塁打を達成した大型右打者で、一発の魅力がある。続く6番のベニンテンディも2年連続で20本塁打をクリアしており、下位への切れ目を感じさせない。すでに30歳を超えたが、まだまだチームに欠かせない存在だ。

7番ティールと8番ケロは、捕手とDHで併用しながら起用されるだろう。9番には両打ちのボールドウィンを予想した。

また、昨季チーム最多の22本塁打を放ったソーサが控えている点も見逃せない。一・二・三塁をこなすユーティリティーでもある彼が、村上の加入によって「スーパーサブ」に回るという事実は、来季のホワイトソックス打線の厚みを物語っている。

✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください


関連記事

Staff Writer