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「この先まだチャンスある」渡邊雄太がNBAブルズ契約解除の河村勇輝にエール

及川卓磨 Takuma Oikawa

「この先まだチャンスある」渡邊雄太がNBAブルズ契約解除の河村勇輝にエール image

「彼(河村)がいま一番痛感していると思う」

男子プロバスケットボールBリーグの千葉ジェッツに所属する渡邊雄太が、10月18日(土)の群馬クレインサンダーズ戦後、日本時間同日にNBAシカゴ・ブルズと契約解除となった河村勇輝について語った。

2018~2024年にかけて6シーズンをNBAで過ごし、その厳しさを身をもって知る渡邊は、「彼(河村)がいま一番痛感していると思うんですけど、NBAってこういう世界で、本当にビジネスメインというか、そこに情みたいなものはあんまり入ってこない世界」だとし、改めてNBAで生き残っていく厳しさを強調した。

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その上で、「怪我したから解雇っていう本当に厳しいところではある」と、開幕直前の不慮の怪我によって居場所を失うこととなった河村の状況に同情を寄せた。

それでも渡邊は、河村のNBAでの将来に前向きな姿勢を示し、まずは負傷箇所を治すことが先決だと見解を述べ、これからの挑戦にエールを送った。

「彼の力をもってすれば、この先まだチャンスはあると思っています。今は彼の怪我が心配なんで、そこを最優先でしっかり治してもらって。そのあと、彼が望む限りNBAに挑戦し続けてもらえたら、結果は自ずとついてくるんじゃないかなと」

「僕は日本代表のいちチームメイトとして彼を応援するだけです」

日本人NBA選手の先輩である渡邊は、静かに河村の挑戦を見守っている。

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千葉Jは群馬との初戦に劇的勝利で開幕6連勝

なお、渡邊の所属する千葉Jは、同日の群馬クレインサンダーズ戦に残り0.3秒で逆転勝利(最終スコア80-79)という激戦を演じ、球団新記録を更新する開幕6連勝を飾った。渡邊も3ポインショット7本中3本成功を含む14得点、5リバウンドをマークし、勝利に貢献している。

渡邊と千葉Jは、19日(日)にも本拠地ららアリーナ東京ベイで群馬と第2戦を戦う。試合開始は19時5分の予定だ。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。日本大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・ウェブサイト運営等あらゆる編集業務に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長に就任し、サイトやSNSアカウントの立ち上げに携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。