11月8日(土)、ハピネスアリーナ(長崎県長崎市)でB1リーグの第9節、長崎ヴェルカ対名古屋ダイヤモンドドルフィンズが行われ、91対96で名古屋Dが勝利した。名古屋Dはこの勝利で西地区首位に躍り出た。さらに、クラブの連勝記録を12と伸ばし、ブースターにとって二重の喜びとなった。
第1Qは、解説者が「殴り合い」と称するほど、どちらも譲らない展開が続き、27対25とわずかに長崎リードで終えた。その勢いのまま入った2Qのラストポゼッションでは、名古屋Dの齋藤拓実が鮮やかなスリーポイントを決め、名古屋の3点リードで試合を折り返す。
後半は、名古屋Dに流れがいきそうになったところに長崎の得意とするスリーポイントシュートが決まり、最後まで一進一退の展開が続く。名古屋Dの1点リードで迎えた4Qも残り4分27秒の時点で同点。アキル・ミッチェルのファウルアウトなどでディフェンスの強度が落ちてしまった長崎に対し、終盤で名古屋Dが攻撃のギアを上げて一気に突き放した。
西地区首位攻防戦は名古屋Dに軍配🔥
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) November 8, 2025
矛と矛の激突を制し、地区1位に浮上!@nagoyadolphins
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勝利した名古屋Dは、アーロン・ヘンリーが5本のスリーポイントを含む33得点、4アシスト、6リバウンド、3ブロックの大活躍。第1Qこそ長崎の徹底したマークに苦しんだが、徐々にディフェンスのマークをはずし、得点を重ねた。攻撃面での個性はもちろんのこと、4Q終了間際には神ブロックを決め、チームを救った。
また、齋藤も5本のスリーポイントを含む22点、9アシストとチームの司令塔としての役割を十分に果たした。得点でリードした2人のゲームメイクが勝利につながった。スコット・エサトンとの黄金コンビネーションでも長崎を翻弄した。
一方、長崎はイ・ヒョンジュン、スタンリー・ジョンソンがともに24得点と攻撃の起点となったが、名古屋の鉄壁を崩すことはできなかった。
本日21得点目‼逆転3Pシュート #イヒョンジュン
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B1第9節|GAME1
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この対戦は、9日も長崎のホーム、ハピネスアリーナにて行われる。今日に引き続き、激しいぶつかり合いになりそうだ。名古屋Dが首位をキープできるか、長崎が再度首位に返り咲くかに注目が集まる。
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