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【名古屋ダイヤモンドドルフィンズ】長崎との首位攻防戦に臨む!クラブ連勝更新なるか

Editorial Team
【名古屋ダイヤモンドドルフィンズ】長崎との首位攻防戦に臨む!クラブ連勝更新なるか image

B.LEAGUE

11月8日(土)、9日(日)に行われる、男子プロバスケットボールBリーグ(B1)の第9節で、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと長崎ヴェルカが対戦する。

この2連戦は長崎のホーム、ハピネスアリーナにて開催される。

同じ西地区に属する2チームは、第8節終了時点でいずれも12勝1敗と開幕から好調をキープしている。

得失点差の関係で長崎が西地区1位、名古屋Dが2位につけている。

そんな2チームの対戦とあり、注目が集まる1戦となりそうだ。

また、名古屋Dは現在、クラブ記録に並ぶ11連勝中であり、クラブ新記録となるかにも期待がかかる。

平均得点がリーグ最多の長崎から、平均失点がリーグ最少の名古屋Dが首位を奪還するための注目ポイントを見ていく。

インサイドの強化に成功した名古屋Dは攻守ともに安定

名古屋Dの好調の要因は何といっても「インサイドの強化」であろう。

新加入選手のカイル・リチャードソンと、名古屋Dの大黒柱であるスコット・エサトンというダブルセンターがゴール下を支える。

この2人の貢献は、リバウンド数がリーグ1位と数字にも表れている。

元々、ディフェンスには定評のある名古屋Dだが、今年は一層磨きをかけた印象だ。

ディフェンシブリバウンドからの速攻、オフェンシブリバウンドからのセカンドチャンスをものにすることが長崎を打ち崩す鍵となるだろう。

個性あふれるアーロン・ヘンリーがマルチに活躍

名古屋Dの今シーズンの補強で1番の目玉はアーロン・ヘンリーだ。

ここまで13試合中11試合で2桁得点を続けており、長崎戦でも攻撃のキーマンとなりうるだろう。

昨シーズンまで同じ名古屋に拠点を置く、ファイティングイーグルス名古屋に在籍し、対戦した際には名古屋Dも相当苦しめられた、A・ヘンリーの新加入にはドルファミ一同が驚きの声を上げた。

“個”の塊といえるA・ヘンリーがシステマチックな名古屋Dに馴染めるのか、不安を感じたところが正直なところだが、チームの攻撃の要としてシーズン初戦から欠かせない存在となった。

得意とするユーロステップから繰り出されるしなやかなシュート、リバウンドに向かう積極的な姿勢、さらには高確率で決まるスリーポイントシュート、とさまざまな持ち味でアリーナの観客を魅了する。

昨シーズンはスティール王に輝いたこともあり、隙あらばボールを奪う姿も仲間を鼓舞している。

個性で魅せながらも、コートのあらゆる場所でチームに貢献する姿は名古屋Dに新しい風を吹かせている。

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昨シーズンとの大きな違いは修正力

昨年のこの時期は新加入選手と既存選手とのバランスや連携に苦しみ、一進一退を続けていた。

けが人が復帰したシーズン終盤は、司令塔の齋藤拓実を中心としたパスワークにザイラン・チータムやルーク・メイといった新加入選手もマッチし、勝利を積み重ねたがシーズン前半の敗戦が響き、あと一歩のところでチャンピオンシップ進出を逃した。

一方、今シーズンは、既存選手が早めに始動してつくった基盤に新加入選手が厚みをもたせた形で非常にいいスタートを切れた。

シーズン序盤から良いスタートを切れたのは、9月のプレシーズンマッチからの修正力だと察する。

この修正力は試合のなかでも活きている印象だ。

昨シーズンは、集中力が切れた試合の中盤からバランスを崩して敗戦につながることが多く見られたが、今シーズンは一度崩れかけても次のクォーターやタイムアウト明けにはしっかりと立て直せている。

これは、チーム内でやるべきことの浸透と遂行ができているからこそだ。

長崎戦でもチーム力を活かしたディフェンスを40分続けれることが重要だ。

来年1月にはBリーグオールスターゲームで盛り上がるであろう、長崎のハピネスアリーナ。

今週末も熱い試合が繰り広げられるに違いない。

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