10月18日(土)、男子プロバスケットボールBリーグ(B1)の千葉ジェッツが本拠地ららアリーナ東京ベイ(千葉県船橋市)で群馬クレインサンダーズを80-79で下し、開幕からの連勝を6に伸ばした。
千葉は1点を追う残り12秒、タイムアウト後のスローインからのプレイで渡邊雄太が3ポイントショットを放って逆転を狙うも、リングに弾かれる。この時点で試合終了かと思われた。
だが、その瞬間、身長167cmと富樫勇樹が相手守備の間隙を突いてオフェンシブリバウンドからそのままシュート、さらに、そのこぼれ球をディー・ジェイ・ホグがダンクで押し込み、千葉Jが80-79と逆転に成功する。

この劇的な逆転シーンに、会場のららアリーナ東京ベイは興奮に包まれ、集結したジェッツファンの歓声は文字通り地鳴りのように響き渡った。

直後のビデオ判定の結果、ホグの得点はブザービーターとはならず、時計は残り0.3秒残った。だが、千葉Jは最後の群馬のプレイも防ぎきり、見事逆転勝利のゲームを完遂した。

千葉Jは、殊勲のホグが19得点、4リバウンド、5アシスト、ジョン・ムーニーが16得点、11リバウンドのダブルダブル、渡邊が14得点、5リバウンドとチームを牽引。富樫勇樹は、残り1分11秒に沈めた貴重な逆転3ポイントショットなどで10得点、3アシスト、2リバウンドをマークした。
一方、悔しい敗戦となった群馬は、ヨハネス・ティーマンがチーム最多の15得点をあげたほか、トレイ・ジョーンズとエージェー・エドゥがそれぞれ13得点、細川一輝が12得点、中村拓人が9得点、チーム最多の6アシストだった。
今季ここまで負けなしの千葉Jと3勝3敗の勝率5割となった群馬は、明日19日(日)19時5分から第2戦に臨む。
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