お正月の代名詞、箱根駅伝が2025年1月2日(木)と3日(金)の二日間にわたって開催されます。
コタツに入ってみかんでも食べながらのんびりとテレビ観戦もいいですが、テレビを見ながら、一度は家を抜け出して沿道で選手たちの熱気を肌で感じてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、箱根駅伝のおすすめ観戦スポットをいくつかご紹介したいと思います。
▶【速報】箱根駅伝2025往路|レース経過・結果・ハイライト
なお、レース当日は多くの観戦者が詰めかけることが予想されます。応援マナー、ルールを守って、競技の妨げにならないよう、ランナーたちを応援しましょう。
関連記事:なぜ箱根駅伝が正月に行われるのか? 昔と今で変わったルールも紹介(外部配信)
✅往路1区/復路10区:大手町・読売新聞社前
2日間217.1キロの長旅の幕開け&フィニッシュ
2日間にわたる競争の幕開け、そして感動のゴールシーン、その高揚感を味わうならスタート&ゴール地点の 読売新聞社前 です。レース関係者や報道陣含めて、とにかく人も多いので混雑は避けられませんが、アクセスも良いので気軽に行けるスポットとしてお勧めします。
人混みを少し避けるなら、日比谷通り沿いに移動したり、初詣がてら 増上寺 のあたりまで行ってみるのもよいのではないでしょうか。特に復路のフィニッシュ直前、日本橋から大手町に向けたスポットは手に汗握る順位争いを期待できそうです。
✅往路2区/復路9区:権太坂
各校のエースの快走が見られる『花の2区』
エース区間と言われる通称『花の2区』、その象徴とも言えるのが中盤に待ち構える 権太坂 です。
ただ、最寄りとなるJR保土ヶ谷駅から徒歩で30分程度かかる、バスを使うにしても当日は交通規制があるため、なかなかアクセスが大変なスポットではあります。それでも頑張って行くもよし、いっそ割り切って 保土ヶ谷駅前 で陣取って見るのもオススメです。
✅往路3区/復路8区:戸塚中継所
ドラマチックなたすきリレーの現場へ
駅伝を象徴するたすきリレーのシーン、その舞台となる中継所は実際に近くまで近寄って観戦することは難しいものの、熱気を感じることができるスポットです。特に復路の終盤ともなってくると上位陣の順位争いに加えて、繰り上げスタートと戦う選手たちのドラマチックなシーンも繰り広げられます。
2区/9区の横浜駅周辺や 鶴見中継所 はアクセスもよい分、人出も多いので、思い切って 戸塚中継所 へ行ってみるのはどうでしょう。往路2区を走り終えるエースランナーたちの勇姿、復路8区で繰り上げスタートと戦うランナーたちの走りを見られる戸塚中継所は最寄駅の戸塚駅から徒歩30分程度、訪れるにはかなり距離はありますが、その分混雑具合も緩和されがちです。
関連記事:もしも大谷翔平が箱根駅伝の山登りを走ったら? (外部配信)
✅往路5区/復路6区:芦ノ湖駐車場入口
箱根観光も楽しめて見どころたくさん
箱根駅伝の代名詞と言える山上り&山下りの区間でしょう。テレビ中継でもお馴染みの 大平台のヘアピン や 箱根小涌園 のスポットで『山の神』の快走を見たいと思う人も多いかもしれません。大平台のヘアピンまでは箱根登山鉄道の大平台駅から徒歩5分程度で、小涌園には同じく箱根登山鉄道の小涌谷駅から徒歩20分程度で向かうことができます。
もっと手軽にという方は、山の醍醐味はないものの、箱根湯本駅前 でランナーたちの勇姿を見てから、箱根観光・温泉に繰り出して箱根を存分に味わい尽くしましょう。
また、往路のフィニッシュ、復路のスタート地点となるのが 芦ノ湖駐車場 です。もちろん、フィニッシュシーンやスタートシーンもいいですが、周辺の箱根町港のバスターミナル付近や 箱根ドールハウス美術館 付近など、選手たちの走りを長く見られる直線距離の長いスポットもオススメです。
観戦前後には、箱根町港にある 箱根駅伝ミュージアム を訪れ、100年にわたる箱根駅伝の歴史に触れるのもお忘れなく。
箱根駅伝関連記事:出場校一覧|コース解説|観戦スポット|交通規制情報|歴代優勝校一覧&優勝回数ランキング|往路優勝&復路優勝回数 歴代ランキング|関東学生連合チームとは?|箱根駅伝の往路5区を制する『山の神』とは?