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全米オープンの混合ダブルスに大坂なおみとニック・キリオスのペアがエントリー

Joshua Mayne

石山修二 Shuji Ishiyama

全米オープンの混合ダブルスに大坂なおみとニック・キリオスのペアがエントリー image

大坂なおみとニック・キリオス(オーストラリア)の2人が、今年の全米オープンで行われる新たな形式の混合ダブルスにエントリーしたことが発表された。

選手やファンから賛否両論の反応を呼んでいるこのトーナメントは、予選週(現地8月19日~20日)の火曜日と水曜日に米国ニューヨークのフラッシング・メドウズで開催される。

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大会には、シングルスランキングの合計が最も高い上位8組と、ワイルドカード8組の計16組が参加する。

そのため、大坂とキリオスはエントリーをしたが、実際に出場できるかどうかは現時点ではまだ未確定である。

ATPのシングルスランキング(6月18日時点)では大坂は57位、キリオスは633位となっており、2人が出場するにはおそらくワイルドカード枠が与えられる必要がある。

ただし2人の人気を総合的に考慮すれば、出場権が与えられる可能性は非常に高いとみられる。

キリオスは2022年の全米オープンで準々決勝に進出を果たしており、大坂は全米オープンで2度のシングルス優勝(2018、2020年)を勝ち取っている。

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世界トップクラスの選手たちが刷新されたダブルスに集結

Naomi Osaka
Getty Images

現在のランキングでトップ10に入る男女20名の選手のうち、まだ参加を表明していないのは2人だけとなっている。

男子1位ヤニック・シナー(イタリア)は女子9位のエマ・ナバロ(アメリカ)と、男子2位のカルロス・アルカラス(スペイン)は2021年の全米オープン優勝者エマ・ラドゥカヌ(イギリス)とペアを組むなど、注目すべきペアが多数決定している。

全米オープンの混合ダブルスは、従来シングルスに専念するために欠場することが多かったトップ選手たちを呼び込むことを目的に、今回から開催日程、出場条件、試合形式が変更された。

「すでに参加を表明しているチームを見るだけで、私たち全員とても興奮しています」と、米国テニス協会(USTA)の最高経営責任者(CEO)であるルー・シェール氏は語っている。

「選手たちが私たちの取り組みを支持していることを示すものであり、ファンもきっと喜ぶでしょう」

しかし一方で、今回の変更によって長年ダブルスでプレーしてきた選手たちが参加できなくなるという批判も寄せられている。

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原文:Nick Kyrgios to team up with Naomi Osaka at controversial US Open event
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

Joshua Mayne

Joshua Mayne is a content producer for The Sporting News currently based in Sydney, Australia. He has previously worked as a newsreader at 2SER and a journalist at Ministry of Sport. Joshua specialises in rugby league, motorsport and tennis. He is still waiting for Arsenal to win the Premier League again. 

 

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。