アーセナルが最後にプレミアリーグを制したのはいつ? 無敵優勝以降の成績

Sean Markus Clifford

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過去数シーズンの落胆を経て、アーセナルはその評判を立て直している。2022-2023シーズンのプレミアリーグで真の優勝候補となり、多くの人からその最右翼とまで評価されているのだ。

昨季は有望な兆候がたくさん見られたものの、ガナーズ(アーセナルの愛称)は戴冠から遠ざかったままだ。トロフィーを獲得したのは、2020年のFAカップが最後である。

だが、今季のアーセナルは、リーグを制し、20年前には多くの人が考えもしなかった苦悩の時期に終止符を打つ真のチャンスを手にしている。

『スポーティングニュース』は、アーセナルが最後にプレミアリーグで優勝した時のこと、そして前回の栄冠以降の成績を振り返ってみた。

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アーセナルが最後にプレミアリーグで優勝したのはいつ?

最後にアーセナルがプレミアリーグのタイトルを勝ち取ったのは2003-2004シーズンだ。38試合のうち1試合も負けることなく、勝ち点90を獲得した。

もちろん、この快挙は"The Invincibles"(インビンシブルズ/無敵の者たち)として知られている。伝説的な監督アーセン・ヴェンゲルが率い、多くの人からプレミアリーグ史上最高で間違いないと評価されているチームだ。

このシーズンのガナーズは、多くの接戦で重要な勝利を収めている。アンフィールドでリバプールを2-1のスコアで下した勝利や、タイトル争い最大の競争相手となった同じロンドンのライバル、チェルシー相手のシーズンダブル(2勝)だ。

最も有名なのは、プレミアリーグ史上有数の象徴的な一戦となった、敵地でマンチェスター・ユナイテッドと0-0で引き分けた2003年9月の試合だ。バトル・オブ・オールド・トラフォードと呼ばれるこの一戦で、ユナイテッドとアーセナルはともに極めて激しい気性を見せた。試合を通じ、何度も騒然とする場面があったのだ。

残り13分でアーセナルは主将パトリック・ヴィエラが退場。終了間際にホームのユナイテッドにPKを許すが、ルート・ファン・ニステルローイの失敗で0-0と引き分けた。アーセナルのマーティン・キーオンがファン・ニステルローイの眼前で激しく喜び、試合後に両チームは乱闘となった。

イングランドサッカー協会(FA)は試合後、アーセナルの6選手とユナイテッドの2選手を「不適切行為」で処分した。この一戦は、ユナイテッドの支配が揺らぎだし、一方でアーセナルにとっては無敗優勝への燃料となった象徴的な試合と見られている。このシーズンのユナイテッドは3位に終わった。

一方、ヴェンゲル監督のチームは決して後を振り返らなかった。そしてあとは周知のとおりだ。

前回のプレミアリーグ優勝以降のアーセナルの成績

2004-2005シーズンから2015-16シーズンまで、アーセナルはヴェンゲルの下で常にトップ4を保ち、チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。だが、定期的にタイトルを競うことはなかった。

だが、2022-23シーズンは違ってきている。アーセナルは年明けから首位に立っているのだ。

スポーティングニュースでは、有名な「インビンシンブルズ」のシーズン以降のアーセナルの成績と、彼らがいかにプレミアリーグの頂点に近かったかを振り返った。

2003-2004シーズン以降のアーセナルの成績

シーズン順位優勝チームとの
勝ち点差
2004/052位12
2005/064位24
2006/074位21
2007/083位4
2008/094位18
2009/103位11
2010/114位12
2011/123位19
2012/134位16
2013/144位7
2014/153位12
2015/162位10
2016/175位18
2017/186位37
2018/195位28
2019/208位43
2020/218位25
2021/225位24

原文:When did Arsenal last win the Premier League? Record since Invincibles season and current title odds(抄訳)
翻訳:スポーティングニュース日本版編集部

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