待望の一発で、ひと息つくことができただろう。
ミランFWサンティアゴ・ヒメネスが9月24日(現地23日)、コッパ・イタリア2回戦のレッチェ戦で今シーズン初ゴールを決めた。
昨冬、フェイエノールトから高額移籍金でミランに加入したヒメネス。出だしは順調に思われたが、その後は決定力不足などを指摘され、今季開幕前の夏は放出候補にもなった。イグリ・ターレSDがローマFWアルテム・ドフビクとのトレードに動いていたことを認めている。
だが、移籍は成立せず、ヒメネスはミランに残留。その後もメキシコ代表では得点をあげながら、ミランではゴールを決めることができず、批判の声が相次いでいた。それでも、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は選手を擁護。信頼を強調してきた。
それだけに、レッチェ戦でのゴールに、本人も周囲も安堵したことだろう。『Gazzetta dello Sport』紙によると、ヒメネスは「これまで何度も迫ったけど、ボールがゴールに入ってくれなかった。FWにとってゴールは大事なんだ」と話している。
「これで1点目が決まったから、さらに続くと分かっている。僕は神のおかげでここにいるんだ。自分の夢のチーム、子どものころから応援していたチームにね。来た瞬間から、かなえることができたと感じた。出て行くことはまったく考えなかったよ」
レッチェ戦のゴールを皮切りに、ヒメネスはここからゴールを量産できるだろうか。
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