PSG会長、クラブワールドカップの敗退は来季にプラスだと主張

Rwittika Chakraborty

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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パリ・サンジェルマン(PSG)は、7月13日にニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われたクラブワールドカップ決勝で、チェルシーに惨敗を喫した。

チェルシーは3得点を挙げて勝利を収めた一方で、PSGは得点を奪うことができず、2024-2025シーズン5つ目のタイトルを逃した。

PSGは2024-2025シーズンに見事な戦いを見せ、リーグ・アンのタイトルとクラブ史上初のチャンピオンズリーグ優勝を果たした。そして、クラブワールドカップでも同様の勢いを見せ、決勝に進出するまでの6試合中5試合に勝利していた。

敗戦後、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、シーズンを通じたチームの努力と成果を称え、クラブワールドカップのタイトルを逃したことについても前向きに捉えた。

PSG会長はクラブワールドカップ決勝の敗戦に前向きな姿勢

試合後の記者会見で、ケライフィ会長はチームを大いに称賛しつつ、敗戦は「彼らが謙虚でいるために良いことでした」と語った。

GOALによると、彼は「今シーズンの成果をとても誇りに思っています。クラブワールドカップでの優勝を目指していましたが、それは難しいことです。選手たちは全力を尽くしていましたし、彼らは疲れていました。今シーズンはクラブ史上最高のシーズンでした。選手とスタッフを誇りに思います」と語った。

「この敗戦は、来シーズンに向けて良いことです。私たちは謙虚でいる必要があります。私たちは大会で最も若いチームです。決勝で敗れたのは事実ですが、チームを誇りに思います。そして、チェルシーは勝利に値します。おめでとうございます」

2025-2026シーズンのリーグ・アン開幕戦が8月17日(日本時間18日)に控える中、PSGは8月13日(日本時間14日)に行われるUEFAスーパーカップのトッテナム・ホットスパー戦で、再びタイトル獲得に挑むことになる。

UEFAスーパーカップ概要

  • 対戦カード:パリ・サンジェルマン対トッテナム・ホットスパー
  • 日程:8月14日(日本時間)
  • 会場:スタディオ・フリウーリ(イタリア)

原文:PSG president claims Club World Cup defeat is 'good' for next season
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

Rwittika Chakraborty

Rwittika Chakraborty is a content producer for The Sporting News. Based in India, she holds a Bachelor's degree in Journalism and Mass Communication from SRM Institute of Science and Technology.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。