チェルシー、シャビ・シモンズ獲得へトレードを検討

Dorothy Howard

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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チェルシーは今夏の補強ターゲット獲得へ強い姿勢を貫き、エンツォ・マレスカ監督はチームを強化するため精力的に動いている。

一方で、最近は守備陣に負傷者が相次いでいるが、攻撃面での補強を模索している。

マレスカ監督は、シャビ・シモンズとアレハンドロ・ガルナチョの獲得を望んでおり、そのうち一人を獲得するため、トレードによる移籍の可能性も浮上している。

チェルシーが検討しているトレードとは?

英紙『ガーディアン』によると、チェルシーはシャビ・シモンズを獲得するため、クリストファー・エンクンクをRBライプツィヒへ放出するトレード案を検討している。

ライプツィヒは、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したベンヤミン・シェシュコの後任に、エンクンクを有力視している

チェルシーは攻撃陣の補強としてシャビ・シモンズに強い関心を示しており、エンクンクを取引に含めることで、このオランダ人アタッカーの獲得が容易になる可能性がある。

エンクンクはかつてライプツィヒでプレーしていたが、2023年に移籍して以来、ロンドンで安定した出場機会を得られていない。

シャビ・シモンズの獲得には、依然として高額な移籍金を支払う必要がありそうだが、エンクンクを放出すれば財政面の負担を軽減でき、移籍金を抑えられる可能性もある。

また、ニコラス・ジャクソンの放出も引き続き目指しており、それによってマレスカ監督のチーム編成にも余裕が生まれる。

原文:Chelsea considering swap deal to secure top transfer target
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。