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なぜクリッパーズは引退表明クリス・ポールを放出したのか 「ヘッドコーチと口もきかなかった」?

Dan Treacy

坂東実藍 Miran Bando

なぜクリッパーズは引退表明クリス・ポールを放出したのか 「ヘッドコーチと口もきかなかった」? image

12月3日、ロサンゼルス・クリッパーズがNBA業界を驚かせた。将来の殿堂入り候補クリス・ポールを放出したのだ。今季が現役ラストシーズンとポールが明かしてから2週間も経っていない。

お互いに合意しての決定でなかったことはすぐに明らかになった。ポールはインスタグラムで「家に帰らされると知ったばかりだ」と投稿。兄は「この人たちはクレイジーだ!」と書き込んでいる。

ポールが先にソーシャルメディアで明かしてからすぐ、クリッパーズも放出を認めた。

ここでは、クリッパーズの驚きのポール放出の理由についてまとめる。

なぜクリッパーズはクリス・ポールを放出した?

開幕から5勝16敗という段階でポールを放出したクリッパーズだが、詳しく説明はしていない。

ローレンス・フランク社長は、『ESPN』で「クリスとは別れる。彼は今後チームにいない。キャリアの次のステップについて彼と取り組んでいく。クリスは歴史的なキャリアを持つクリッパーズの伝説的な選手だ。ひとつしっかりと明確にしておきたい。我々の不調でクリスを責めている者はいない。現在の我々の成績は私が責任を受け入れる。苦しんできた理由は多い。クリスの球団に対するインパクトに感謝している」と話した。

ESPNのシャムズ・シャラニア記者によると、リーダーシップを発揮するポールのスタイルは、クリッパーズ内部で「衝突」していたという。選手、コーチ、経営陣に対する批判が、内部を混乱させるものになっていたほどとのことだ。同記者は、ポールとタロン・ルー・ヘッドコーチが数週間にわたって口もきいていなかったと報じている。

ESPNは、ポールがクリッパーズの現チームに「とにかくフィットしていなかった」と伝えている。一方、元NBA選手のルー・ウィリアムズは、ポールが選手やコーチの責任だけでなく、「フロントオフィスに批判的」だったと話した。

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クリス・ポールの契約

ポールは7月に1年360万ドル(約5億5800万円/1ドル=155円換算)のベテランミニマム契約を結んだ。これは全額保証のため、ポールが他球団と契約してサラリーを相殺しない限り、クリッパーズは残りのサラリーを支払わなければならない。

クリス・ポールの今季のスタッツ

試合平均得点平均リバウンド平均アシスト平均スティールフィールドゴール成功率3ポイントショット成功率
162.91.83.30.732.1%33.3%

今季のポールはここまで16試合で平均出場15分未満にとどまっている。その限られた出場機会でも、攻撃面で大きく苦しんできた。平均2.9得点でFG成功率は32.1%。2ポイントショット成功率は30.8%だ。昨季は51.4%だった。

クリス・ポールの通算スタッツ

シーズンチーム試合平均得点平均リバウンド平均アシスト平均スティールフィールドゴール成功率3ポイントショット成功率
2005-06ホーネッツ7816.15.17.82.243.0%28.2%
2006-07ホーネッツ6417.34.48.91.843.7%35.0%
2007-08ホーネッツ8021.14.011.62.748.8%36.9%
2008-09ホーネッツ7822.85.511.02.850.3%36.4%
2009-10ホーネッツ4518.74.210.72.149.3%40.9%
2010-11ホーネッツ8015.94.19.82.446.3%38.8%
2011-12クリッパーズ6019.83.69.12.547.8%37.1%
2012-13クリッパーズ7016.93.79.72.448.1%32.8%
2013-14クリッパーズ6219.14.310.72.546.7%36.8%
2014-15クリッパーズ8219.14.610.21.948.5%39.8%
2015-16クリッパーズ7419.54.210.02.146.2%37.1%
2016-17クリッパーズ6118.15.09.22.047.6%41.1%
2017-18ロケッツ5818.65.47.91.746.0%38.0%
2018-19ロケッツ5815.64.68.22.041.9%35.8%
2019-20サンダー7017.65.06.71.648.9%36.5%
2020-21サンズ7016.44.58.91.449.9%39.5%
2021-22サンズ6514.74.410.81.949.3%31.7%
2022-23サンズ5913.94.38.91.544.0%37.5%
2023-24ウォリアーズ589.23.96.81.244.1%37.1%
2024-25スパーズ828.83.67.41.342.7%37.7%
2025-26クリッパーズ162.91.83.30.732.133.3
通算 1,36416.94.49.22.046.9%37.0%

ポールはアシストとスティールでNBA歴代2位を記録している。21シーズンでアシスト王に5回、スティール王に6回輝いた。

原文:Why was Chris Paul released? Clippers unceremoniously waive CP3 during final NBA season(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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