ゴールデンステイト・ウォリアーズは、現地時間10月21日にロサンゼルス・レイカーズとの開幕戦を迎える前に、ロスターを削減せざるを得なくなった。
開幕に向けてチームを整えるため、ウォリアーズは今季最も注目されている開幕カードの直前に、ステフィン・カリーの弟、セス・カリーとの契約を解除した。
ウォリアーズは、LJ・クライヤーとセス・カリーを解雇したと発表した。「セスは同10月1日にウォリアーズと契約した11年目のベテランだが、プレシーズンでは出場がなかった。
約2週間半前、ウォリアーズは4度のNBA王者であるステフィン・カリーと弟セスを同じチームで共演させたことで話題を呼んだ。
セスはNBAで兄ほどの知名度はないものの、3ポイントショットの精度ではリーグ屈指の実績を誇り、本来ならもっと高く評価されるべき選手だ。
デューク大学出身のセスは、キャリア平均で1試合あたり10.0得点、フィールドゴール成功率47.1%、3ポイント成功率43.3%を記録していた。
昨シーズンはシャーロット・ホーネッツで3P成功率45.6%を記録し、リーグトップの精度を誇った。
しかし、サラリーキャップの柔軟性を確保するため、ウォリアーズはこの33歳のシューターをプレシーズン終了後に放出せざるを得なかった。
なお、ESPNのアンソニー・スレーター記者によると、ウォリアーズはシーズン中にロスターの空きができ次第、セス・カリーと再契約する予定だという。
原文:Warriors cut ties with Stephen Curry's brother less than a week before opening night
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)