シカゴ・ブルズが黄金期以来となる記録を達成した。
11月1日(現地10月31日)にNBAカップのグループリーグ初戦として行われた本拠地ユナイテッド・センターでのニューヨーク・ニックス戦で、ブルズは135-125と勝利した。
まだ負けなしのブルズは、マイケル・ジョーダンが在籍していた1996-1997シーズン以来となる29年ぶりの開幕5連勝だ。
ジョーダンを擁して1991年から3連覇、1996年から再度の3連覇と、通算で優勝6回を果たしているブルズだが、以降はタイトルから遠ざかっている。
だが、今季のブルズはデトロイト・ピストンズとの開幕戦を皮切りに、オーランド・マジック、アトランタ・ホークス、サクラメント・キングス、そしてニックスを撃破。5連勝のうち4試合は、イースタン・カンファレンス上位を競うと予想されていたチームを下しての白星だ。5連勝を伝えるNBA公式アカウント動画で、実況は「ブルズ・ネーション、これは本物だ」と語った。
"Bulls Nation... This is the real deal."
— NBA (@NBA) November 1, 2025
Chicago moves to 5-0 for the first time since 1996-97! Pic.twitter.com/kVcwz1WaHU
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ブルズはジョシュ・ギディーが自己最多の32得点、10リバウンド、9アシストとトリプルダブルに迫る活躍。ニコラ・ブーチェビッチが26得点、7リバウンド、アヨ・ドスンムが22得点、9アシスト、マタス・ブゼリスが13得点、ケビン・ハーターが12得点、ジェイレン・スミスが10得点、9リバウンドを記録した。
ただ、『ESPN』によると、ギディーは「チームとして今の状態に僕らは満足している。でも、道のりは長い」とコメント。ビリー・ドノバン・ヘッドコーチも「まだ早い。5試合だ。出だしには満足しているが、まだまだこれからだ。見失ってはいけない」と気を引き締めている。
ブルズは11月3日(現地2日)、再びニックスと今後は敵地で対戦だ。
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