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NBAプレイオフ史上最大点差の試合は?

Gilbert McGregor

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

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白熱の逆転劇から劇的なフィニッシュまで、NBAプレーオフでは数え切れないほどの名勝負が繰り広げられてきた。しかし歴史に残る名勝負がある一方で、敗れたチームがあまりにも一方的すぎてできればみんなの記憶から消えてほしいと願うような試合も存在する。

プレイオフにはリーグの中でも最高のチームが進出するが、ショットが入るか入らないかで勝敗が決まるNBAにおいては、どんなチームでも今日はダメな日ということがある。それは前年度王者であっても例外ではない。調子が悪い日に、相手が絶好調だと、試合はあっという間に一方的な展開になる。

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NBAプレイオフの歴史を振り返ると、40点差以上がついた試合は計30試合。内訳は、1回戦で12試合、カンファレンス準決勝で10試合、カンファレンス決勝で7試合、そしてNBAファイナルで1試合となっている。

NBAプレイオフ史上の最大得点差の試合とは?ここでは、NBAプレイオフで記録された最も一方的な試合をまとめる。

NBAプレイオフ史上最大点差の試合は?

NBAプレイオフ史上、最大点差での勝利は「58点差」で、これは過去2回記録されている。直近では、2009年のプレーオフ1回戦第4戦で、デンバー・ナゲッツがニューオーリンズ・ホーネッツに121-63で勝利した。

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NBAプレイオフ史上大差の試合一覧

2009年のデンバーによる勝利は、NBAプレイオフにおける「50点差以上の勝利」7試合のうちのひとつ。さらに「45点差以上」で決着した試合も3試合ある。

2025年のイースタン・カンファレンス1回戦第4戦では、キャバリアーズがヒートを相手に55点差で勝利し、シリーズをスウィープ(4戦全勝)した。この勝利はプレイオフ史上4番目の大差での勝利であり、同年のウエスタン・カンファレンス1回戦第1戦では、サンダーもグリズリーズを51点差で破っている。

順位シリーズ試合得点差
12009西1回戦ナゲッツ - 121
ホーネッツ - 63
58
 1956西準決勝レイカーズ - 133
ホークス - 75
58
31973西決勝レイカーズ - 126
ウォリアーズ - 70
56
42025東1回戦キャバリアーズ - 128
ヒート - 73
55
52015東1回戦ブルズ - 120
バックス - 66
54
62025西1回戦サンダー - 131
グリズリーズ - 80
51
71971西準決勝バックス - 136
ウォリアーズ - 86
50
81995東1回戦マジック - 124
セルティックス - 77
47
 1986西1回戦レイカーズ - 135
スパーズ - 88
47
102024西準決勝ウルブズ - 115
ナゲッツ - 70
45
112017東決勝キャバリアーズ - 130
セルティックス - 86
44
 1997西1回戦スーパーソニックス - 122
サンズ - 78
44
 1985西決勝レイカーズ - 153
ナゲッツ - 109
44
 1958西決勝ホークス - 145
ピストンズ - 101
44
152025西準決勝サンダー - 149
ナゲッツ - 106
43
 2020西1回戦クリッパーズ - 154
マーベリックス - 111
43
 2010東準決勝マジック - 114
ホークス - 71
43
 1987東1回戦ピストンズ - 128
ブレッツ - 85
43
 1984西準決勝レイカーズ - 134
マーベリックス - 91
43
201998ファイナルブルズ - 96
ジャズ - 54
42
 2025西決勝ウルブズ - 143
サンダー - 101
42
222018西決勝ウォリアーズ - 126
ロケッツ - 85
41
 1991東1回戦ブルズ - 126
ニックス - 85
41
242014西1回戦クリッパーズ - 138
ウォリアーズ - 98
40
 2009西準決勝レイカーズ - 118
ロケッツ - 78
40
 2005西1回戦マーベリックス - 116
ロケッツ - 76
40
 1983西準決勝スパーズ - 145
ナゲッツ - 105
40
 1982東決勝セルティックス - 121
76ers - 81
40
 1978東準決勝76ers - 130
ニックス - 90
40
 1969西準決勝レイカーズ - 118
ウォリアーズ - 78
40

原文:Biggest blowouts in NBA Playoffs history: Complete list of largest postseason losses
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)

Gilbert McGregor

Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

京都府生まれ、立命館大学卒。The Sporting Newsのアシスタントエディター。大学在学中は、ファッションに携わり、Levi'sやセレクトショップでスタッフとしてキャリアをスタート。大学卒業後に上京し、ファッションとカルチャーを結びつけた記事を執筆。バスケ未経験ながら、2015年にカリーのプレーに魅了され、NBA観戦が大好きになる。