現地時間10日(日本時間5月11日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス・セミファイナルの第3戦で、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズに試合最多の36得点を許すなど102-97で敗れ、シリーズ1勝2敗とリードされた。
ジミー・バトラーは『プレイオフ・ジミー』の名の通り33得点、7リバウンド、7アシストを記録。さらに、ジョナサン・クミンガも30得点の活躍を見せるも、ウルブズにはあと一歩及ばなかった。
クミンガはプレッシャーのかかる試合でこれまでのキャリア最高のパフォーマンスを見せ、ホームの観衆を熱狂させた。
試合はウォリアーズにとって残念な結果に終わったが、バトラーは第3戦終了後のメディア対応でクミンガを称賛した。
バトラーは「素晴らしい光景だった」と語った。
「いつもみんな言ってるけど、彼と俺は一緒に輝けるんだ」
「俺はフロアのスペースの作り方を知っている。彼に『俺がボールを持ったら、ここに行ってこうしろ』と伝えている」
「俺たちは話しているし、話を聞いている。彼が次戦の勝利に大きく貢献できるってわかってるよ」
クミンガの30得点、6リバウンド、3アシストは、試合終了までステフィン・カリー不在のゴールデンステイトを助けた。
2021年にNBAドラフト全体7位で指名されたクミンガは、特に4度のNBAチャンピオンに輝いているカリーが第1戦(99-88でウォリアーズ勝利)以来、グレード1のハムストリングの張りで欠場している中、高いプレッシャーのかかる場面で活躍を見せている。
負ければウルブズに大手をかけられる第4戦は、ウォリアーズにとっては絶対に勝たなければならない試合だ。
バトラーとクミンガは第3戦のような個々のパフォーマンスを再現する必要があるが、特にクミンガの最近の爆発的な活躍は、カリーが欠場する可能性が高い中で、チームに希望の光をもたらしている。
原文:Warriors’ Jimmy Butler makes bold Jonathan Kuminga announcement prior to Game 4 vs. Timberwolves
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)