ロサンゼルス・ドジャースは今シーズン、大きな期待とともに佐々木朗希を迎え入れた。
しかし今、その佐々木に対する唯一の感情は「懸念」である。
ドジャース監督のデーブ・ロバーツは記者団に対して、佐々木は右肩の怪我からのリハビリで投球を中止したと明かした。
『The Athletic』のアルダヤ記者によると、「佐々木はまだ強度のある投球をすることに不安を感じている。新たな検査は受けない予定だが、ロバーツ監督の話ぶりからすると、今季復帰するのは『いつか』ではなく『もし』になっているようだ」と伝えている。
佐々木はすでに右肩のインピンジメント(肩の挟み込み症候群)と診断され、1ヶ月以上負傷者リスト(IL)入りしている。
23歳の日本人右腕は、これまでMLBでドジャースとして8先発を果たし、1勝1敗、防御率4.72、34回1/3を投げて24奪三振という成績だった。
一方、大谷翔平に関しては、今季の回復ぶりについてはほぼポジティブな報道が続いており、以前に小さな後退があった以外は順調そのものだ。
しかし、どんな強豪チームであっても、すべてがうまくいくとは限らない。
佐々木が再びメジャーのマウンドに立つには、まだ長い道のりがありそうだ。
原文:Dodgers' Roki Sasaki gets brutal injury update with shoulder problem
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)