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Bリーグチャンピオンシップ決勝組み合わせ・シリーズ別見どころ|2024-2025シーズン

濱口桃子 Momoko Hamaguchi

Bリーグチャンピオンシップ決勝組み合わせ・シリーズ別見どころ|2024-2025シーズン image

©B.LEAGUE

男子バスケットボールBリーグの2024-2025年シーズンのポストシーズン(プレイオフ)、Bリーグチャンピオンシップのファイナル(決勝)が2025年5月24日から始まる。

ここでは、ファイナルの対戦組み合わせと見どころをまとめる。

チャンピオンシップ出場クラブ

レギュラーシーズン60試合を戦い抜き、上位8チームがチャンピオンシップ(CS)への出場を決めた。CS出場順位は以下の通りだ。

  1. 宇都宮ブレックス
  2. 三遠ネオフェニックス
  3. 琉球ゴールデンキングス
  4. アルバルク東京
  5. 千葉ジェッツ
  6. 島根スサノオマジック
  7. 群馬クレインサンダース
  8. シーホース三河

ファイナル 対戦カードの見どころ

ファイナルの対戦カードは宇都宮ブレックス vs 琉球ゴールデンキングスに決まった。

セミファイナルの対戦カードはいずれもGAME3までもつれる激戦となったが、最終的には東・西地区の王者が勝ち上がった。

宇都宮、琉球ともにCS常連組だ。特に、琉球は昨シーズンもファイナルまで進むが、広島ドラゴンフライズに敗れた。宇都宮は2021-22シーズン、琉球は2022-23シーズン以来の日本一奪還を狙う。

今シーズンの対戦成績は1勝1敗。CSでの両チームの対戦は2021-22シーズン以来となる。中立地での開催となり、セミファイナルまでとは違った雰囲気の中での対戦であり、どちらが先に流れをつかめるかがポイントだ。

CS順位1位の宇都宮は、セミファイナルではGAME2の中盤に崩れが見えたが、他は安定した攻守で勝ち切った。特に、GAME3では千葉Jから24ものターンオーバーを誘い出し、得点につなげた。

エース比江島慎が抑えられる場面はあったが、D.J・ニュービルの安定した得点力でカバーした。ニュービルは得点のみならず、アシストやリバウンドでも貢献し、レギュラーシーズンに続いて大活躍した。

また、主力選手のみでなく、若手の小川敦也も順調にプレイ時間を延ばしている。貢献度は主力選手と引けを取らない。決勝の舞台でも3ポイントシュートで貢献する姿を見られるか注目だ。

セミファイナルからの流れでは、琉球の方が良いイメージでファイナルに乗り込めそうだ。セミファイナルの琉球は、GAME1を落として臨んだGAME2の終了間際での松脇圭志のスーパーショットによって崖っぷちから一気にファイナル進出をもぎ取った。

そして、レギュラーシーズンの数字にも表れているように、リバウンド力には目を見張るものがあった。隙のないように見えた三遠との差はジャック・クーリー、アレックス・カークを中心にしたリバウンド争いでの強さであったように思える。ペイントエリアでの得点力やディフェンス力は圧倒的だ。

ゴール下のみが強いように思える琉球だが、セミファイナルではヴィック・ローの3ポイントシュートが炸裂した。岸本隆一、ケヴェ・アルマと、レギュラーシーズンを支えてきた選手をけがで欠く琉球だが、CSに入ってからの勢いは増すばかりだ。宇都宮は琉球の勢いを止められるのか。

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りそなグループ B.LEAGUE チャンピオンシップ 2024-25 大会概要

  • 大会名:りそなグループ B.LEAGUE チャンピオンシップ 2024-25
  • 大会日程:2025年5月9日(金)~5月27日(火)
  • 出場クラブ数:8チーム
  • 競技方法:3戦のうち2戦先勝のトーナメント方式

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濱口桃子 Momoko Hamaguchi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。愛知県出身。幼少期より地元・中日ドラゴンズの試合や大相撲など、自宅でのスポーツ観戦を日課とする。これまで野球・サッカー・ラグビー・バスケと幅広いジャンルの現地観戦の経験あり。最近はBリーグを多く観戦しているため、主にバスケの記事を担当。好きな選手は名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実。また、学生時代より続けているテニスの競技経験を活かした記事も執筆している。